クラウドファンディング投資初心者の私。というより投資歴自体が1年半の初心者。
4月22日にソーシャルレンディング事業者15社(追加2社)を一斉に投資家登録。
そんな中大人気のサービス『CREAL』で過去最高利回り6.0%の『 (仮称)ココファン・ナーサリー旗の台』の募集が4月28日20:00より開始されました。
この記事は4月24日までクラウドファンディング投資をしたことのなかった私と同じような、クラウドファンディング投資初心者の方向けのご紹介記事です。
果たして無事投資することができたのでしょうか?
不動産クラウドファンディング【CREAL】とは
CREALは1万円からの少額で不動産への投資を可能にする不動産クラウドファンディングサービスです。
不動産に投資する場合、通常は個人が行うため大金が必要となりますが、不動産クラウドファンディングは少額の出資者を募り共同で投資を行います。
1万円からの少額投資が可能で気軽に不動産投資ができます。
運営会社 | 株式会社ブリッジ・シー・キャピタル |
代表取締役 | 横田 大造 |
設立年月日 | 2011年5月11日 |
資本金 | 100,000,000円 |
免許 | 第二種金融商品取引業者関東財務局長(金商)第2898号 |
CREAL運営 | 2018年11月 |
投資金額 | 1万円から |
想定利回り | 4~6% |
累計調達額 | 40億円超(2020年5月時点) |
手数料 | 入金時銀行手数料、出金時手数料以外無料 |
配当遅延・元本割れ | 無し |
分散投資 保育園や専門学校にも
直近のCREALが扱ったファンド一覧です。
マンションだけでなく保育園やホテル、専門学校まで投資対象の不動産があります。
CREALはマンションだけでなく商業施設、宿泊施設、保育園、専門学校など幅広い商品ラインナップを揃えていくことを目指しており、また実現しています。
完成物件だけでなく開発段階からファンドを組成し投資が可能です。
新型コロナの影響でホテルファンドよりも保育園(需要が無くならない)や収益不動産(家賃収入はなくならない)が今は魅力的に見えますね
優先劣後出資方式で安心
多くの不動産クラウドファンディングはセイムボート出資方式(投資家とともにクラファン事業者も案件に出資する。同じボートに乗る)なので、利益を得るために必死で努力をします。
しかし不動産価値が下落し、力及ばず出資時の物件価格に対し売却時の価格が下回るリスクがあります。
その場合でも10~20%まではCREALが売却損を被る(出資者が優先され事業者が劣後される)ため、投資家の売却時のリスクを軽減することができます。
10~20%分まではCREAL出資分から減額されます。10%~20%を超える売却損が無い場合、出資者の元本は保証されます。
資金は信託銀行で分別管理
ソーシャルレンディング、クラウドファンディング業界の中でも極めてまれなのですが、CREALは投資家から集めた資金を信託銀行で分別管理しています。
どの事業者も普通の銀行で事業者の資産と出資金を別の口座で分別管理しています。
しかし出資者の資金を事業者が自由に引き出すこともできますし、経営破たん時に差し押さえの対象にもなります。
信託銀行で分別管理した場合は差し押さえの対象外となり、受益者代理人が資金を管理し、出資者に返還します。
万が一でも安心。顧客を守ろうという姿勢に好感が持てますね。
分配金が毎月もらえる
こちら貸付型クラウドファンディング事業を営むクラウドクレジットの保有ファンド一覧です。2つのファンドに10万円ずつ投資しています。
クラウドクレジットも魅力的な多くのファンドに投資できますが、分配方法は満期一括型です。この2つのファンドの例では運用期間終了後の2021年5月まで元本と分配金を受け取ることができません。
マイページを見ながら『今月はこれだけ分配金もらえたぜ!』と投資をしている実感を得ることができません
CREALは基本的に毎月定額の配当を得ることができますので、少しずつでも儲かっているという実感を得ることができると思います。
情報が豊富
こちらは社会的インパクト投資ができるNEXT SHIFT FUND。
社会貢献を目的としながらもリターンも狙える社会的インパクト投資。
私はこのモンゴルの農家さんに10万円を投資しています。
しかしぶっちゃけこの方がビルグントゥルさんということしかわかりません。
ソーシャルレンディングと違い不動産クラウドファンディングは情報量が圧倒的に豊富です。その物件を実際に見に行くことも出来ます。
後述しますがCREALは不動産クラウドファンディング事業者の中でも開示する情報量の多さで評価されています。
(仮称)ココファン・ナーサリー旗の台
4月28日20:00よりCREALで新規ファンドの募集が開始されました。
東証一部上場企業の学研ホールディングスのグループ会社『学研ココファン・ナーサリー」が運営する保育所事業です。
募集金額46,900万円の大型ファンド。利回り6.0%はCREAL史上最高です。
募集金額 46,900万円
想定利回り 6.0%(年利)
想定運用期間 15か月
想定初回配当日 2021年5月31日
募集期間 2020年4月28日20:00~5月26日20:00
ファンドについて丁寧な説明が提示されています。
このファンドが目指すもの
- 土地から購入し保育園を建築する不動産開発プロジェクト。不動産開発段階からファンド支援する対価として高い利回りの実現。 (2021年4月開業予定。開発プロジェクトのため2021年5月末(想定)まで配当がございません)
- 社会問題化している「待機児童問題」の解消に寄与するべく、保育所の新規開設を不動産の側面から支援
不動産開発段階からファンド支援する対価として6.0%の利回りの実現。
開発プロジェクトのため2021年5月末まで配当はないとのことです。
リターン
運用期間15カ月、想定利回り6.0%。
100万円出資した場合15か月で合計75,000円の配当。私は10万円単位で投資しているので合計7,500円の配当。
10万円出資 想定利回り6.0% 運用期間15カ月
- 分配金額 7,500円
- 源泉所得税 1,531円
- 分配金額 5,969円
- 元利合計金額 105,969円
毎月分配金がもらえないのは残念ですが、10万円を投資し想定通りいけば15か月後に一括で元本の10万円と分配金の5,969円が戻ってくるわけですね
投資のポイント
- 東証一部上場企業「学研ホールディングス」グループ企業である株式会社学研ココファン・ナーサリーによる運営
- 認可保育所が生み出す安定的なキャッシュフロー
国や自治体などから補助金が給付され経営的な安定度が高い認可保育所への投資。(新型コロナウイルスによる登園自粛の状況下においても、行政からの補助金等の収入に影響を与える可能性は低い)- 工事費上昇、工事遅延リスクを各契約書により最小限に抑えるよう手当をしており、開発事業に関するリスクを低減
東証一部上場企業のグループ会社が運営し、国策である認可保育所への投資案件であることも鑑み、リスクの低い投資と言えそうです。
このほか運営者である学研ココファン・ナーサリーの情報、地図を含めた物件情報、マーケット情報(東京都・23区・品川区の人口推移、世帯数推移、就学前児童数推移、待機児童数推移、認可保育所数推移)といった詳細な情報まで開示されています。
実際に投資してみた
CREALで初めての投資先として申し分なさそうです。
募集金額46,900万円と大型なのでさすがにクリック合戦で慌てる心配もありません。
「(仮称)ココファン・ナーサリー旗の台」に投資することにしました。
事前に入金を済ませて募集開始2分前。
4月28日20:00になれば右下に『投資する』ボタンが現れます。
金額を入力し『確認する』⇒確認画面で『投資申込』ボタンを押せば完了です。
投資申込完了と表示され、マイページにも反映されます。
募集期間は5月26日までですが46,900万円に達した時点で打ち切られます。
2020年5月2日時点ですでに76%の35,715万円が集まっています。
人気のようで一安心。CREALでの初めての投資はスムーズにいきました。次回は毎月分配があるファンドに積極申込みしたいですね
口座開設から出資まで時間がかかる
4月22日に初めてCREALに登録し、28日にココファンナーサリーに投資するまでのメール履歴です。
私の場合は何とかココファンナーサリーの募集開始に間に合いましたが
メールアドレス登録⇒審査⇒簡易書留⇒投資家登録⇒マイナンバー登録⇒入金⇒投資と、実際に投資ができるまでに時間がかかります。
『せっかくの優良案件に間に合わなかった!』ということが無いように、私のようにクラウドファンディングにこれから挑戦するという方は、早めに登録だけ済ませていたほうが無難です。
まとめ
大人気の不動産クラウドファンディング『CREAL』に初めて投資をすることができましたので、CREALの概要含めご紹介させて頂きました。
あとは投資した100,000円が2021年6月以降に105,969円になって戻ってくるのを待つだけ!
投資は自己判断です。CREALだけでなくクラウドファンディング投資はミドルリスクミドルリターンと言われている投資です。当然元本割れのリスクがあります。
私はCREALの安全性は高いと判断して積極的に投資していきます。
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