子供がいる世帯のサラリーマン家庭ではちょっと無理では…。
Go To Eatを利用した節約術?『無限くら寿司』が話題となっています。もともと月に1~2回は回転寿司に行く我が家も初めてGo To Eatを利用してくら寿司で食事しました。
Go To Eatの仕組みと焼肉を食べた結果
Go To Eatキャンペーンはコロナ禍に苦しむ全国の飲食店を支援するために国が主体となって取り組んでいるキャンペーンです。
Go To Eat キャンペーンって?
感染予防対策に取り組みながら営業している飲食店および、食材を供給する農林漁業者を支援するため、国が以下の取り組みをするキャンペーンです。
キャンペーンはプレミアム食事券の販売とサイト予約に対するポイント付与の2つがあります。
プレミアム付き食事券の詳細
キャンペーンに登録している飲食店で使用できる食事券の販売額の25%を国が負担します。
- 各都道府県単位で販売。そのエリアで使用できる
- 25%を国が負担。例えば20,000円分の商品券を15,000円で購入できる
- 購入する上限は無い。いくらでも購入できる
- ただし1回に購入できる上限は20,000円分まで
- おつりはもらえない
- 販売期限2021年1月末、有効期限2021年3月末
食事券は多くのお店で使えてお得ですが、手に入れるのが困難ですね…
予約サイト利用でポイント付与
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ、EPEARKといった予約サイトで加盟店に予約し、実際に飲食することによりポイントがもらえる仕組みです。
- 昼食時は500円分/1人、夕食時は1,000円分/1人のポイント付与
- 1回の予約でのポイント付与上限は10,000円分(10人まで)
- 回数の制限は無し
- ポイントは翌月10~15日頃にまとめて付与される
- ポイント付与の期間は2020年1月末、利用期限は2020年3月末
食べログで焼肉を食べた結果
先日Go To Eatを利用して食べログで予約し、焼肉を食べました。
14,880円の食事代に対して
- 家族4人×1,000pt=4,000ポイント
4,000円分のポイントをもらうことができました。
このポイントは次回食べログ内で現金として使用することができます。
無限くら寿司にチャレンジしてみた
もともと客単価が1,000円程度の回転寿司において、1人につき1,000ポイントのポイントがもらえるGo To Eat。
そしてそのもらったポイントを利用して次に食事をしても、ふたたび1,000ポイントがもらえます。
つまり初回予約サイトで来店予約をして食事をし、そのもらったポイントで延々と『無限に』お寿司を食べることができる。これが『無限くら寿司』です。
我が家は私、嫁様、長女、長男の4人家族です。そしてスシロー、くら寿司、はま寿司にグルグルと月に1~2回は行きます。
これはお得だ!ということで10月31日にさっそく家族でくら寿司に行ってみました。
くら寿司アプリからEPARKで予約
まず『くら寿司アプリ』をインストール。
『Go To Eatテーブル予約』をタップするとEPARKのサイトに飛ぶので、EPARKでお近くのお店を予約します。
あとは予約した時間に来店し、食事をするだけです。
ここでの注意点は1点。
- 2人以上で予約&来店(1人は対象外)
Go To Eatポスターがテーブルに
予約時間通りに来店し着席。
各テーブルにはGo To Eatを利用した予約方法のポスターが置かれてありました。
くら寿司もGo To Eatの積極利用を推奨しているのが分かります。
美味しくお寿司38皿と茶碗蒸し2つを頂きました。
そしてお会計です。4,576円。
レシートをアップロードし完了
もらったレシートは捨ててはいけません。
EPARKでレシート画像をアップロードする必要があります。
アップロードすれば後は待つだけ。簡単です。
無事ポイントが反映された。だが…。
アップロードして数時間後に確認してみたところ、無事2,000ptが反映されていました。
ん…?2,000pt?1,000pt×4人の4,000ptではなく…。
これは反映ミスでもなんでもありません。我が家はディナーではなくランチタイムにくら寿司に行ったからです。
ランチタイム(14:59まで)の来店予約は500pt×人数。
我が家はランチタイムで利用したので、500pt×4人=2,000ポイント。
なぜディナーにしなかったのか理由を列挙します。
予約困難。サラリーマン・子育て世代には厳しいか
節約が大好きな私が『無限くら寿司』のディナーではなく、ランチにした理由です。
ディナーの時間は予約でいっぱい!
予約前日の30日金曜日の予約画面。
ディナーで1,000pt/人がもらえる15:00の時間は予約でいっぱいで指定ができません。
我が家の活動圏内には2件くら寿司があるのですが、どちらもディナーの時間は予約でいっぱいでした。
ディナー時間でかろうじて予約できるのは21:00以降。
子供を連れて毎回21時以降に行くのは…。
じゃあ21:00以降に夕食を食べにいけばいいじゃない!という話ですが。
21:00に予約したら、帰宅が22:00、就寝が23:00になってしまいます。
まだ下の子供が小学3年生の我が家の基本ルールは「21時就寝」です。お祝い事や旅行で帰宅が21:00を過ぎたり、23:00くらいまでダラダラ映画を見たりすることはありますが、基本ルールはルール。
数か月に1度くらい帰宅が遅くなっても良いですが『無限』に遅くなるのは厳しいです。
1週間後の外食予約ができるか?
『だったら1週間後の土日の早めのディナー時間に予約すりゃ良いじゃない』ということで1週間後の11月7日土曜日の予約状況を見てみました。
なるほど…。
1週間後も土日17:00~19:00のゴールデンタイムは予約でいっぱい。
でも19:00以降なら予約できることが分かりました。
Go To Eatを利用したお得な食事は認知度も高く利用者が多いです。10月30日時点では
『土日でも1週間後なら19:00台で予約ができる』という現状でした。
私の住むエリアでは、平日であれば数日先の18:00~19:00も予約可能な状態でした。
ただ、サラリーマンである私は数日先の平日18:00~19:00に確実に仕事を終えて帰宅できる環境にありません。コロナ禍による働き方に変化が起きているとはいえ、多くのサラリーマンは同じような状況だと思います。
かといって確実に帰宅できる平日の遅い時間では、やっぱり子供たちの就寝時間の問題に直面します。
そうなってくるとやはり「1週間後の土日19:00台に予約」となってしまいますが、今度は『そこまでせんといかんのか?』という気持ちになってきます。1週間の間で週末の予定が変わってしまうこともあります。
結局のところ子育て中であるサラリーマン世帯の我が家で「無限くら寿司」にチャレンジしようと思ったら『1週間後以上先の土日に予約を繰り返せざるを得ず、使いづらい』という感想となりました。
ランチの500円/人だけでも十分お得です。制度上お得過ぎてディナー時間は人気がありすぎますね
節度の問題
くら寿司に行きまくるのは飽きが早いと思いますが、ファミレスの『ココス』でもGo To Eatを利用した『無限ココス』も可能です。
ただ、色々な意味で節度の問題があると思います。
「ねえ、お父さん。どうして最近夕ご飯は毎日ココスなの?」
「それはね、ココスで食べるとほとんどタダで食べられるんだよ。Go To Eatのキャンペーンが終わる来年1月末まで毎日予約してるから、どんどん食べなさい」
「でもお父さん、今日は家でゆっくりしたかったのに…。」
「わがまま言うんじゃない!さあ、頑張って1,000円以上食べなさい!!」
こんなことにならないようにお得感と制度趣旨の節度とのバランスを保ちながら、Go To Eatをフル活用したいです。
<番外>お若い方にフル活用してほしい
Go To Eatを知った時『ああ、あの頃こんな制度があったらなあ』と思いました。
4年生大学を6年かかって卒業(自業自得)した私は、極貧学生生活を送りました。
- 築40年4.5床和室一間
- 家賃23,000円
- 風呂無し、便所有り
携帯も電気も何回も止められました。とにかくお金が無く、毎日1食、袋麺かレトルトの親子丼を食べていました。
同じような10代、20代のお若い方に、ぜひキャンペーンをフル活用して頂きたいです。
腹いっぱい食べて、将来の日本を支えてください!!
まとめ
『お小遣い稼ぎ探究者』としてGo To Eatを利用した無限くら寿司にチャレンジしましたが、すでに大人気ということもあり、フル活用は難しい状態でした。
- くら寿司アプリからEPARKで予約
- 予約は2人以上
- ランチ500円/人、ディナー1,000円/人のポイント還元
- レシートをアップロード
- 人気過ぎて直前ではまともな時間に予約できない
- 土日でも1週間程度先ならディナーのゴールデンタイムに予約可能(地域差あり)
我が家ではフル活用できそうにないですが、お得すぎる制度に間違いはありません。くら寿司は人気過ぎて予約が難しくても、穴場の加盟店を探す楽しみもあります。
皆様も感染対策とモラルを守りGo To Eatキャンペーンをフル活用してみてはいかがでしょうか。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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