松井証券が3月27日に投資信託を松井証券で保有しているだけで毎月現金を口座に入金するというサービスを開始するというプレスリリースを発表しました。
2020年4月1日よりサービス開始。
もし私が保有しているひふみプラスを松井証券に移管したらどのくらい現金がプレゼントされるか試算してみました。
立会外分売で大好きな松井証券
私は松井証券が大好きです。
理由は『立会外分売を多く配分してくれる証券会社』だから。
ハイリターンは望めないまでも、コツコツを勝ちを積み上げていくローリスクローリターンの立会外分売。
2019年は勝率86%、直近10年全てで勝率7割越え。初心者でも利益が出せる立会外分売!
投資信託毎月還元サービス開始
そんな大好きな松井証券より3月27日プレスリリースがありました。
投資信託 毎月現金還元サービス
松井証券で投資信託を所有するだけで毎月現金を口座に入金するというサービスです。
現金での還元は日本初!
詳しく見ていきます。
現金で還元
松井証券で投資信託を所有するだけで口座に毎月現金で還元されます。
松井証券が受け取っていた信託報酬を還元
投資信託には手数料として「購入手数料」と「信託報酬」があります。
購入手数料とは文字通り投資信託を購入する際に証券会社や銀行等の販売会社に払う手数料です。購入時に1度きり払うお金。
松井証券は2019年12月に取り扱う投資信託の購入手数料を全て無料としています。
信託報酬とは投資信託を所有している間、純資産総額に対し一定の割合を掛けた金額が毎日自動的に天引きされる運用管理費用のことです。
今回の還元の仕組みとしては、徹底した効率化によって松井証券が受け取っていた信託報酬の一部を顧客に還元するとのことです。
信託報酬が0.3%を超える投資信託が対象
還元対象は信託報酬が0.3%を超える投資信託(松井証券取扱の7割超が該当)。
最大0.7%分まで還元。
0.3%を超える投資信託が対象ということは、アクティブファンドが主な対象になりますね。しかし他の大手ネット証券と比べて還元がお得過ぎる…。
他社分も移管でOK。手数料も無料
松井証券以外で購入した投資信託も、松井証券に移し替えれば還元の対象になります。
移管手数料は松井証券が負担するので無料です。
所有する投資信託で実際に月どれだけもらえるか
投資初心者の私は、投資信託はSBI証券と楽天証券でインデックスファンドをメインで購入しています。
初心者の私が所有する投資信託は信託報酬が0.154%のeMAXIS Slimバランス8資産均等型をはじめ、インデックス型ばかり。対象になる投資信託があるのかな…?
私が所有している投資信託はeMAXIS Slimバランス8資産均等型の他には
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)・・・0.0968%
- eMAXIS Slim全世界株式・・・0.1144%
- 楽天全米株式インデックスファンド・・・0.162%
- ひふみプラス・・・1.078%
ほとんどが信託報酬が0.3%を下回る投資信託ばかりですが所有する唯一のアクティブファンド『ひふみプラス』は信託報酬1.078%。還元の対象になります。
簡単な方法で検索できる
自身が所有する投資信託の信託報酬が0.3%を上回り還元の対象となるか否かについては松井証券のサイトで簡単に検索できます。
投資信託名を入力し検索するだけ。
ひふみプラスの還元金額は、仮に1,000万円を預けた場合、毎月458円、年間5,496円の還元となるようです。
SBI証券の『ひふみプラス』で試算してみた
1,000万円で年間5,496円か~…。
じゃあそれよりちょっと少ない分しかひふみプラス持ってないから大した金額にならんな~…。
というのは冗談で、取得単価37,487円、現在値34,081円、損益マイナス3,843円(ー9.09%)。たったの35,000円分しか持っておりません。
1日100円積立て×ちょうど1年ですので…。しかも暴落でマイナスリターン。しょぼ~い!
気を取り直して、松井証券のサイトで『私が現時点で所有するひふみプラス3万円を今回の信託報酬還元で1か月でどのくらい現金で還元されるか』一発検索してみました。
その結果です。
1円!
やったぜ!年間16.5円もらえるぜ~い!!
あれ?信託報酬1.078%のひふみプラスの場合、自動計算で『年間0.055%分を現金還元』と算出されます。それが3万円なら1円。
信託報酬1.628%のひふみワールドプラスならどうなんだろう。
毎月の還元金額は10円、年間0.43%分(120円)を還元すると自動で算出されます。
0.3%以上が還元対象で、信託報酬1.078%のひふみプラスが0.055%還元で信託報酬1.628%のひふみワールドプラスが0.43%還元。ちょっと計算式が分かりませんが松井証券公式HPの自動計算なので間違いはないでしょう。
年間16.5円。
どうなんでしょうね。これなら1年間で1回コーヒーを我慢した方がよほど節約効果になります。
一方で100倍の350万円積み立てているひとなら、年間1,650円の還元。このくらいの額の方ならメリットも現実的か?
年間5,000円を大切にするから1,000万を積み立てることができるのか、年間5,000円にこだわる人は1,000万円を積み立てることはできないのか。
少なくとも現時点で35,000円しかアクティブ型の投資信託を所有していない私にとっては、今回の松井証券の毎月還元は大きなメリットになりませんが、捉え方は人それぞれということになりそうです。
投資信託の積立開始は暴落時がチャンス?
松井証券はIPOにも立会外分売にも必須の証券会社。そして1日の約定50万円まで取引無料。
この1年間史上最高値圏だったダウも現在は暴落中。
1年ちょっと前に投資信託を始め、高値圏をひたすら積立てて暴落した私よりも、これから投資信託を始める方の方がはるかに有利にスタートが切れます。
長期積立は10年~20年スパンで考えるから平気!下落時は同じ積立金額で多くの口数が買えるからお得!といってもやっぱり評価損が出ているのは切ない。
2020年1月時点で29000ドルだったダウが3月末時点で20,000ドル前後。これから数年下落傾向を続けるのかどの時期に上昇に転じるのか。
誰にも分かりませんが少なくとも高値圏で始めてしまい今回の暴落に直面した私よりも、投資信託の積み立てをこれから始める方の方が、始める時期としては悪くないと思います。
口座開設はポイントサイト経由がお得
松井証券で口座開設をするならポイントサイト経由がよりお得です。
6月2日現在、松井証券の口座開設によってハピタスなら550円、ポイントインカムなら460円分、ライフメディアなら500円分のポイントがもらえます。
まとめ
他の証券会社では還元されない信託報酬が松井証券であれば現金で還元される。そう考えればちょっぴりお得。
株取引手数料も50万円まで無料ですし、NISAもiDecoもできますし。さらに投資信託の残高に応じてポイントをもらえたり、通常有料のロボアドバイザーが無料だったり、実は最強?
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