期間・用途限定dポイント。
すぐに日々のお買い物に利用しても良いですが、特に利用先がなかったら日興フロッギーで株に換えるのも面白い。
日興フロッギーで2020年4月に始まった、dポイントを株に交換できるサービス開始からひたすらdポイント「だけ」で株を購入してきた結果、まあまあな額に…。
dポイントユーザーの悩み『期間・用途限定』
日々のお買い物からコンビニ、ファミレス、ガソリン代etc。利用できる提携先が非常に多く、ほぼ現金と等価の価値を持つdポイント。
ドコモユーザーの私は「d払い」でキャッシュレス決済することが多いので、dポイントはどんどん貯まっていきます。
そんな2月のとある日、dポイントアプリを開いたところ…。
合計22,487P、うち期間・用途限定ポイントが6,348P。そしてその下には…。
ひいっ!と思いタップすると、出てきましたもうすぐ失効していくdポイントが。ザクザクと。
dポイントには「通常ポイント」「期間・用途限定ポイント」の2種類があります。
通常ポイントは有効期限が4年あるので失効の心配はほぼありません。
期間・用途限定ポイントはその名の通り期限が短く設定されているため、知らない内に失効してしまうこともあります。
dポイントは有効期限が近いモノから消費される仕組みになっているので、気付いたときにコンビニやネットなど身近な利用先で使用することで、失効を防ぐことができます。
ただ、ちょうど本当に欲しいモノがないのに無理に使うのがもったいないと感じるときもあります。
日興フロッギーで株に交換
そんなときは日興フロッギーの出番です。
日興フロッギーはSMBC日興証券が運営する、情報メディアと取引サービスが一体化したサービスです。
大きな特徴はつぎの3つ。
- 100円から金額を指定して株を購入することができる
- 記事を読むとdポイントがもらえる
- dポイントで株が購入できる
詳細は初めて利用したときに特徴をこちらにまとめています。
100円から購入できる=dポイント100ポイントから株を購入することができます。
そして嬉しいのが期間・用途限定ポイントでも通常ポイントと同じように株が購入できること。
同じくdポイントを使用する『dポイント投資』では、通常ポイントしか運用できません。
楽天証券で楽天ポイントで株が購入できますが、こちらも通常ポイントしか使用できません。
日興フロッギーでは失効間近の期間・用途限定ポイントを使用して株に交換することができます。
実際にやってみます。
2021年2月時点で約22,500P(うち期間・用途限定6,348P)ほど貯まっていたので、これを22500円分の株に交換します。
購入する株はガソリンの『ENEOS』
すでに日興フロッギーで14.65921株購入しているので、追加買いです。
安定した大企業、何より配当利回りが5%を超えているのが魅力。
ほったらかしておけば毎年5%配当金をもらうことができます。
以前は話題性のある株を選んだりもしたのですが、最近は高配当株だけを交換するようにしています。
理由は『上がっても下がっても原資がもらったdポイントなのでどうせ売却しないから』。
値上がりしてても金額が知れているので売却しようという気にならないんですよね。というより買ったコト自体をほとんど忘れています。それも原資が「もらったdポイント」だから。
現金を1円も使用することがないので、極論0円になってもそれほど痛くはありません。5~10年くらいほったらかすつもりで交換しています。
購入金額を所有するdポイント22,523Pのうち22,500P使用し注文。
無事、51,96304株を購入することができました(翌日前場約定)。
次にdポイントの利用履歴を確認してみます。
2月4日にSMBC日興証券でキンカブ(単元未満株)で通常ポイント16,152P、期間・用途限定ポイント6,348Pが使用されたことが分かります。
これで期間・用途限定ポイント一掃です!
もらったdポイントだけで株を購入し続けた結果
2020年4月の日興フロッギーのdポイント交換開始以降、期限切れポイントが迫ってきたタイミングや気が向いたときに、ちょこちょこと株を交換してきました。
ただの一度も通常の株取引をすることもなく、現金を使用することもなく…。
商品等の欄が「キンカブ」になっていますが、これが日興フロッギーでのdポイント交換履歴です。数量や時期もバラバラ。
2021年6月15日時点でこのような評価額になりました。
使用したdポイント132,000P 時価総額164,992円 +32,992円
ジェイテックは昔初めて株取引した銘柄で、安いのでなんとなく買っています。こまめに買い足していたら100株超えて、100株分は単元株に昇格?しました。
あさひは自転車の販売会社。2020年秋頃「コロナ禍でこれからは自転車や!」と飛びついて以来マイナスです。ダメな見本。
ワークマンはもっと高い時期もあったのですがプラスなので放置中。
マツダは実家の近くにマツダの工場があるという理由で買いました。マツダ、三菱、ENEOSは高配当株なのでほったらかし&買い増ししていくつもりです。
もらったdポイントだけを使って1年2か月株を購入した結果、気が付けば約16万円となかなかの評価額になっていました。
10年後に100万円くらいになれば万々歳!
年間10万円分くらい買えるので、これからもチョコチョコ交換していきます
株なので今後値下がりすることも、交換したdポイントよりも評価額が低くなることもあると思います。
ですが原資が「もともとタダでもらったdポイント」なので、値動きに一喜一憂することなく心穏やかにほったらかしにできます。
口座開設、dアカウント作成
日興フロッギーでdポイントによる株購入に至るまでに、必ずやらないといけないことは3点。
- dアカウントの作成
- dポイントクラブの登録
- SMBC日興証券の口座開設
ドコモユーザー以外の方もdアカウントを作成できます。dアカウント作成・登録、口座開設はもちろん無料。
全てこちらの公式HPから可能です。
dポイントカード+d払い+dカード
dポイントクラブアプリをダウンロードすれば、スマホでdカードをかざすことでdポイントを貯めることができます。
還元率は1%(100円=1P)。お買い物時にカード提示を求められたら出せばOK。
これにキャッシュレス決済の『d払い』を組み込むことによって+0.5%追加できます。
さらにd払いのクレジットカード支払いをdカード(通常カードは永年年会費無料)に設定することで+1%追加できます。
高還元キャンペーン抜きで常時2.5%の還元を受けることができます。
私はできるだけdポイントで株を買う原資が欲しいので、3つを組み合わせています。
ポイントサイト経由がお得
ここからは「d払い」「dカード」での支払いを少しでもお得に始めたいかたへ。
d払いアプリダウンロードもdカード作成も、公式HPからでは損もしませんが得もしません。
登録のまえにポイントサイトを経由することで、ちょっぴりお得にスタートすることができます。
d払い
時々大手ポイントサイトが広告を扱っています。
画面はポイントタウン。アプリをダウンロードするだけで現金に交換できるポイントがもらえます。
2021年7月7日時点で広告を扱っている大手ポイントサイトはポイントタウンとちょびリッチ。
これらのポイントサイトにログインし、アプリをダウンロードし新規利用者登録することで150円分のポイントがもらえます。
dカード
dカードは大体いつも大手ポイントサイトが広告を扱っています。
dカードGOLDは発行で23,500円と高還元ですが年会費が11,000円も必要で、ドコモユーザー以外は「年会費負け」していまいます。
d払いの高還元を得るためなら永年年会費無料の通常カードで十分(GOLDカードも通常カードもd払いの還元率は同じ1%)です。
画面はハピタス。クレジットカード発行で現金に交換できるポイントがもらえます。
2021年7月7日時点で2,000円で広告を扱っている大手ポイントサイトはモッピー、ハピタス、ちょびリッチ。
これらのポイントサイトにログインし、クレジットカード発行の手続きをすることで2,000円分のポイントをもらうことができます。
まとめ
期間・用途限定のdポイントを利用して、日興フロッギーで株を購入する方法をご紹介させて頂きました。
- 期間・用途限定dポイントで株を買う
- 日興フロッギーは100Pから購入可能
- dアカウントの作成、SMBC日興証券口座開設の方法
- dポイント、d払い、dカードの還元率(1+0.5+1=2.5%)
- ポイントサイト経由がお得
通常の株取引でプラスを出すということは「ひとより安く買って、高く売りつける」ことなので、なかなか素人は熟練の投資家に太刀打ちできません。損をする可能性の方が高いと思います。
でも原資が「もともとタダでもらったdポイント」なら、心穏やかにほったからしにできます。
額は小さいですが少しづつ積みあがっていく愉しみもあります。
みなさまもdポイントを貯めて日興フロッギーでお気楽に100円から株を購入してみてはいかがでしょうか。
ここまで読んで頂いてありがとうございました!
Tポイント、楽天ポイント・PayPayボーナスでも株・投資信託・仮想通貨・運用が購入できます。
コメント