投資初心者の私にとって難易度が高い波乱の株式市場。
積立系以外の投資は控える日々。しかし確保している手持ち資金の余剰金をできれば投資したい。
そんな私がソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)を知り、15事業者の口座を開設。
初めてクラウドバンクでファンドに投資してみました。
クラウドバンクとは
日本クラウド証券株式会社が運営するソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)サービスの名前が『クラウドバンク』。
サービス名 | クラウドバンク |
運営事業者 | 日本クラウド証券株式会社 |
所在地 | 東京都港区六本木七丁目15番7号 新六本木ビル 6F |
資本金 | 100,000,000円 (平成31年3月31日現在) |
金融商品取引業登録 | 第一種・第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第115号 |
運営開始 | 2013年12月5日 |
最低投資額 | 1万円~ |
累計投資額 | 915億(2020年4月現在) |
実績平均利回り | 6.99%(2019年3月末までの3年間実績値) |
元本回収率 | 100% |
運用期間 | 最短3か月~最長20カ月(2019年) |
クラウドバンクは累積投資投融資額でSBIソーシャルレンディングに次ぐソーシャルレンディング業界2番手の大手です(不祥事につき集団訴訟中のmaneo除く)
待つだけ、資産運用
『待つだけ、資産運用』
クラウドバンクのサイト上で募集している中からファンドを選んで、あとは運用期間が終わるまで『待つ』だけ。
毎月分配金が支払われるとともに、運用期間が終わると投資資金が返還される仕組みです。
まさに『ほったらかし投資』
仕組み
ソーシャルレンディング事業者はネット上で個人投資家から小口(1万円から)の資金を集め、それを企業に融資します。
融資を受けた企業は事業者に利息を支払い、事業者は利息から投資家に利益を分配します。融資先は期限終了までに元本を返済し、投資家に償還されます。
実績
んな美味しい話があるかいや。怪しいわ。元本割れのリスクもあるやろうに。
クラウドバンクの実績平均利回り(2019年3月末までの3年間に運用終了したファンド実績値)は6.99%。
投資なのでもちろん貸し倒れのリスクがあります。
しかしクラウドバンクはこれまで1度も貸し倒れを起こしたことがありません。
元本回収率100%。
これまでに915億円を集め、無事710億円を償還し(投資家に返し)22億円を分配金として投資家に分配しています。
元本割れがこれまでも1度も無かったからこれから先も無い。と考えるのは早計ですが、一定の安心材料にはなりますね。
メリット・デメリット
クラウドバンクに投資を始める前の投資初心者がざっとクラウドバンクを調べたレベルで私が感じるメリット、デメリットです。
メリット
- 『今までは』回収率100%の安心感。
- 業界大手かつ第一種金融商品取引業者の安心感
- ほったらかせるので本業に注力できる。
- 期間、目標利回りが決まっているので投資初心者にとってラク。
- 1万円からの少額投資が可能。単元株のようにまとまった資金は不要
- 募集しているファンドが多いのでリスク分散が可能。
- 運用期間が比較的短いので資金拘束がラク。
デメリット
- 新型コロナ不安で手元に現金を残しておくべき?
- 元本割れのリスクはある
- 運用期間中はずっと資金が引き出せない。
- 分散投資といっても太陽光ファンドが多い。
投資なので当然メリットもあればリスクもあります。
実際にまず10万円投資してみた
ソーシャルレンディング、クラウドバンクについて、初心者なりに一通り理解しました。メリットもあればリスクもある。
しかしクラウドバンクのこれまでの回収実績を見てなお「リスクがあるので投資しない」というのであれば、どの事業者に対しても投資しないという判断になりそうです。
結局自分でやってみないと成功も失敗も学べない。ならまあやってみよう。自分のお金だし。
ということで実際に投資してみました。
クラウドバンクのマイページの資産状況。口座開設したばかりなので全て0円です。
とりあえず10万円入金してみます。即時入金。
即時入金ができるのがメチャクチャ便利ですね!
4月24日夕方時点で投資可能な募集中のファンドは6つ。
その中で応募金額が他のファンドよりも早く集まっている(満額に達しそうな)『太陽光発電ファンド第1731号』に目を付けました。
- 30,000,000円の募集金額に対し現在299名から27,683,000円が集まっている。
- 最低投資額は10,000円
- 応募の残り時間は20日と4時間である
こういった情報が読み取れます。
クラウドバンク会員以外でも見れる『ファンド概要』にはその名の通りファンドの表面的な概要が書かれています。
- 契約者名(匿名)・事業計画
- 募集期間(今回は4月22日~5月14日)
- 運用予定期間(今回は2020年5月15日~2021年7月7日)
- 分配開始時期、分配日
- 償還予定日
- 目標利回り(今回は5.7%)
クラウドバンク会員のみ閲覧できる『会員限定情報』により詳細な情報が掲載されています。
- 融資先会社名
- 住所、事業内容
- 資本金、会社略歴
- 財務状況
- 担保・保証の内容
- 物件の詳細情報
- 融資条件、担保評価
融資先の情報が開示・非開示の場合がありますが今回は社名まで詳細が開示されていたので融資先の会社のHPを眺めることができました。
同じページ内で投資額に対してどのくらいのリターンになるかシュミレーションができます。
今回は投資額10万円、目標利回り5.7%、運用期間14カ月でシュミレーションしてみます(ファンドの概要通り)。
税引き後分配金5,293円
予定通り運用されれば、100,000円投資して2021年8月に100,000円が償還され、14カ月合計で5,293円の分配金がもらえることが分かります。
ファンドの内容確認とシュミレーションを行い、投資すると判断をしたらあとは申請するだけです。
『投資申請確認』で金額を10,000円単位で入力し『投資する』で完了。
私の投資申請後ほどなくして応募金額が満額に達し、募集が終了しました。
クラウドバンクは常にファンドを募集しているためクリック合戦とまでにはならないようですが、募集期間4月22日~5月14日に対して募集開始2日で満額に達しました。
ソーシャルレンディング投資家の皆様の投資熱は旺盛のようですね
自分が応募したファンドが成立すると運営からメールが届きます。
マイページの投資額も100,000円が反映されました。
累計分配額が毎月少しずつ積み上がっていくのを楽しみにし『ほったらかし』ます!
まとめ
投資初心者の私がはじめてクラウドバンクに投資させて頂いた内容を書き記させて頂きました。
- 新型コロナショックで出来るだけ現金を手元に置いておくべし
- せっかく暴落している株こそ今が天与の買い場
私は株の乱高下に耐えられず、しかし投資資金が余るのも残念に思っています。
事業者選びが最重要と言われるソーシャルレンディング投資において、TOPクラスで信頼度が高いと思われるクラウドバンク。
『ミドルリスクミドルリターン』『ほったらかし投資』と言われるソーシャルレンディングにもチャレンジしながら、上手くリスク分散して投資を楽しんでいきます。
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