投資とは無縁だった私が2018年末に生まれて初めて株取引を経験、2019年5月にウェルスナビ(WealthNavi)の口座開設。
ダウがずっと史上最高高値圏にある中「今始めると絶対に損をする」と考えタイミングを待ち続け、2020年3月に初入金。
でもやっぱり損をしちゃった経験からウェルスナビを始めるタイミングを考えます。
この記事は投資初心者の私が、私と同じ投資初心者で「WealthNavi初めてみよっかな~?どうしよっかな~??」とお考えの方を対象に書きます。
- WealthNaviで運用開始に失敗したブログ運営者の実例
- その実例をもとに始めるタイミングを考察
- WealthNaviの特徴とメリット
- WealthNaviのデメリット
- WealthNaviを始めるのにおすすめな人
私のようにならないでください!タイミングを見極めましょう!
私の投資歴
- 2018年1月仮想通貨ハイレバレッジ取引⇒5月撤退
- 2018年6月IPO投資開始(証券会社20社50口座)
- 2018年6月積立NISA、iDeco開始
- 2020年4月ソーシャルレンディング投資開始
- 収益用不動産は10年以上所有(ほったらかし)
株現物、投資信託、クラウドファンディング、合わせて1,000万円程度の資金で投資を楽しむ愛好家ですが、投資歴の長い諸先輩方から見ると間違いなく投資初心者です。
熟練者が初心者目線で~、ではなく「初心者が初心者目線で」私のケースを元にWealthNaviを始めるべき時期をまず考えてみます
私のWealthNavi
まずは私のWealthNavi口座をご覧下さい。
資産評価額
2020年5月16日現在、評価額308,339円。マイナス21,661円です。
損しとるやないか~い。やっぱりやらんとけば良かったかな…。
初入金&初購入
WealthNaviへの初入金は2020年3月2日。
30万円を入金しWealthNavi投資を開始しています。
WealthNaviは入金すれば即自動でその時最適な資産を購入するため、初購入も3月2日です。
資産内訳
米国株(VTI)と日欧株(VEA)が多めの内訳になっています。
WealthNaviはロボアドバイザーが自動で買い付けるので、私の意思が介在する余地はありません。完全にほったらかしです。
積立設定
積立設定は月1回10,000円の自動積立。
毎月12日に三井住友銀行から自動で引き落とされ、10,000円分をロボアドバイザーが積み立てていきます。
本当はもう少し積立たいのですが、他でも色々積立てていますし、ただのサラリーマンの私としてはこれが限界です。
これまでの損益(2か月)
3月2日に初入金してまだ2か月強しか経っていませんが損益まとめです。
総入金額 330,000円(初回300,000円、10,000円×3回)
分配金総額 745円
手数料総額 471円
資産評価額 308,339円
損益 -21,661(-6.56%)
本日時点で見ると「2か月で21,661円損しちゃった人」であることに間違いありません…
どうして3月2日に30万円初入金したのか?
こちらのメールのとおり、私がWealthNaviの口座を開設したのは2019年5月です。
口座を開設したからといって運用をすぐに始めないといけないわけではありません。自分の好きなタイミングでスタートできます
初入金の2020年3月2日まで10カ月も運用を開始しませんでした。
それはなぜか?どう考えても1度大きな調整(暴落)があると思っていたからです。
ずっと史上最高値圏のダウ
こちらはダウ10年チャート(月足)。完全な右肩上がり。
トランプ政権発足後上昇は加速し2018年初には25,000ドルを越えました。
米中貿易戦争が勃発し2018年末に一度大きな調整があったものの、その後再び上昇。
2017年以降ずぅ~っと史上最高値圏…。こ、こわい…。
米国は最強ですが初心者の私でも警戒する見事な右肩上がり。一度大きな調整が入ると思っていた方は多いのではないでしょうか
過信。3月月初が千載一遇の『買い場』と思った
2020年に入り新型コロナが発生します。
しかしダウは絶好調。2月12日のニューヨーク株式市場で29,568ドルと最高値を更新。
1月末までは中国の一部で局地的な事象と思われていましたがその後感染が拡大。世界の工場である中国の混乱により、2月中旬から世界的な株価暴落が始まりました。
どんどん暴落するダウ…。あの最強のダウの大暴落。2月末で一気に25,000ドルを割るまで下落しました。2週間で5,000ドルの下落幅。
この時点ではまだ米国やヨーロッパであれほど感染が拡大し、悲惨な状況になると全く想像できなかった私は『落ち切った』と判断。
そして3月2日にWealthNaviに30万円を入金し、WealthNavi投資をスタートしました。
結果は日足チャートの通り。ちょびっとリバウンドして2~3日喜んだ後にそこからさらに6,000ドルほど下げました
考えが甘かった…。もっとガツンと入金しようか迷ったけどまだ30万円で良かった…。
投資を始めて以来、ず~っと強さをまざまざと見せつけられてきたダウ。
「IN」するタイミングを10か月間待つことはできましたが、見せつけられ続けたその強さゆえ、まさかあそこからさらに6,000ドル下落するとは思いもしませんでした。
強いがゆえこれ以上は落ちないという思い込み。
それが私が3月2日にWealthNaviを始めた理由です。
投資初心者の私がWealthNaviをどのような考えで始めたか、どのように関わっているかをご説明させて頂きました。ここからはWealthNaviについてご説明します。
ロボアドバイザーNO1のWealthNavi
資産運用の王道である「長期・積立・分散」をAIが全自動で行ってくれる利用者NO1のロボアドバイザーサービスです。
社名 | ウェルスナビ株式会社 |
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設立年月日 | 2015年4月28日 |
資本金 | 52億6,045万円 |
サービス開始 | 2016年7月正式リリース |
金融商品取引業者 | 関東財務局長 第00071号 |
代表取締役 | 柴山 和久 |
預り資産 | 2,300億(2020年2月) |
口座数 | 28万(2020年2月) |
最低投資額 | 10万円 |
自動積立額 | 1万円以上 |
運用手数料 | 預り資産の1% |
預り資産、利用者数ともにNO1のメガロボアドバイザー。
ロボアドバイザーサービスは多くありますが、預り資産全体の6割近くがWealthNaviです。
名実ともにNO1。唐沢寿明をCM起用できるレベルです。怪しさは全く無し。
特徴とメリット
WealthNaviは特徴がそのまま利用者のメリットになります。
目標、リスク許容度に応じて5段階で運用プランを決定
運用開始時に6つの質問により利用者の最適なリスク許容度に応じたプランと目標達成の可能性を示してくれます。※運用中変更可能
資産運用の際どの程度までリスクを受け入れるか。
- リスクが大きいとリターンも大きい。
- リスクが小さいとリターンも小さい。
ひとによってリスク許容度は様々です。それをWealthNaviは客観的に「そのひとが取るべきリスク度」を指し示してくれます。
- まだ若い
- 収入が多い
- 資産が多い
- 急落時でも持ち続けれそう
- 間もなく定年
- 収入が少ない
- 資産が少ない
- 急落時には売却しそう
リスク許容度は5段階で設定されています。
リスク許容度が1が最もリスク・リターンが小さい運用プランとなり、リスク許容度5が最もリスク・リターンが大きいプランとなります。
WealthNaviは若い方の運用者が多いので、4か5で運用している方が最も多いと思います。
設問は6問。1分で済みます。
- 現在、何歳か
- 年収はおよそいくらか
- 金融資産はおよそいくらか
- 毎月の積立額は
- 資産運用の目的は
- 株価が1か月で20%以上下落したら
私の診断結果はこんな感じでした。
リスク許容度3 目標500万円 15年間運用
投資金額初回30万円+毎月積立1万円=元本210万円
- 255万円以上になる確率・・・70%
- 300万円以上になる確率・・・50%
- 355万円以上になる確率・・・30%
- 500万円以上になる確率・・・6%
このリスク許容度に応じたひとそれぞれの目標金額と実現可能性を「見える化」することにより
- 「あ~やっぱり月1万円じゃ無理か~頑張って積立2万円にしようかな」
- 「ボーナス出たら少し入金するか。早い方が分配金がもらえて得だから次のボーナスで!」
といった活力に換えて資産形成を頑張る、ひいては仕事や節約を頑張るのがWealthNaviの正しい使い方のひとつだと思います。
最適ポートフォリオを自動で構築
投資初心者の方は「金(GLD)」を買うでしょうか?
あるいは「米国債券(AGG)」を買うという発想になりますでしょうか?
金は不況に強く「守りの資産」と言われています。債権も一般的に他の金融資産に比べると安全性が高いとされています。
初心者でも投資のセンスのある方は「金」「債権」を買おうという方も多いと思いますが、大半の投資初心者がイメージする投資はどうしても株、投資信託などの利回り重視、攻め重視となりがちです。
投資初心者である私は、恥ずかしながら「金」は上級者の投資商品であり株や投資信託よりもリスクが高いという固定概念がありました。それが正しい正しくないは置いておいて、少なくとも「自分で金に投資する」という概念はまだありません。
しかし私のポートフォリオ。
新型コロナショックでマイナスの中「金(GLD)」「米国債券(AGG)」のみがプラスリターンとなっています。
これは「金(GLD)」への投資の発想に至らない私とは無関係にWealthNaviが最適なポートフォリオを自動構築してくれたおかげです。
WealthNaviではリスク許容度に応じて「最適なポートフォリオ」を自動で構築してくれます。
取るリスクが同じであれば、最もリターンが高い組み合わせを選択できれば理想、合理的です。
WealthNaviはノーベル経済学賞受賞者の「現代ポートフォリオ理論」を用いて『リスクが同じの中で最もリターンが期待できる最適ポートフォリオ』に従って、資金を自動で分散投資してくれます。
私のような初心者は自分の固定概念や思惑、無知が投資の敵となります。
浅い自分の思惑よりも遥かに優秀な方が提唱するポートフォリオに自動投資してくれた方がよほど運用効率が高まります。
少額で分散投資が可能
投資には集中投資と分散投資があります。
- ひとつの金融商品に絞って資金を投資する
- 成功すればリターンが大きい
- 失敗すればダメージが大きい
- 「時間」「投資先」「投資商品」を分散して投資する
- 成功してもリターンはそこそこ
- 失敗してもダメージは少ない
これはどちらが優れている、という話ではありません。投資諸先輩方はバランスは個々人の考え方によって違えど、両方を実行している方がほとんどでしょう。
WealthNaviは完全に分散投資に特化したサービスです。
WealthNaviはETF(上場投資信託)を通じて世界50か国1万1,000銘柄に分散投資ができます。そのことによりリスクを軽減しています。
個人が最適ポートフォリオと同じようにETFを買い付けようと思っても、それぞれETFの最小購入資金が決まっていて、理想のポートフォリオを実現しようとするとまとまった資金が必要となります。
資金1万円ではGOLDの最小取引単位で1万円以上必要なのでそもそも買えません…
WealthNaviは少額ETF取引機能を導入しており、個人が購入できる1,000分の1の単位で個人と取引してくれます。
私のポートフォリオの現金で残っている903円は『最適ポートフォリオ』に比率的に自動構築できなかった残り分ということですね
資金を入金すると最短でその日の夜にETFを自動で買い付けてくれます。
長期投資
長期投資は長く続ければ続けるほど、より利益が大きくなる可能性が高くなります。
Wealthnaviの「リスク許容度3」で1992年1月から2017年1月までの25年間、最初に100万円、以後毎月3万円を積み立てたシュミレーション。
積み立てた元本は10万ドル(1,000万)ですが、資産評価額は24.2万ドル(2,420万円)と約2.4倍となっています。
直近のリーマンショックに代表されるようにこの間何度も金融危機がありダウも暴落してきましたが、リーマンショックも数年で傷を癒し再び上昇。
1992年当時のダウは3300ドル程度。リーマンショック前の高値が14,198ドル。
新型コロナショックで最安18,213ドルを付け今は23,000~24,000ドル前後です。
仮にダウが15,000ドルまでさらに大暴落したとしても、10年前から積立投資をしている投資家はまだプラス圏であることがわかります。
数年スパンでは景気の波で投資成績は大きく左右されますが、10年スパンの観点から見れば勝率の高い投資手法が『長期投資』であり、Wealthnaviは長期投資に向いたサービスです。
時間を味方に付ける考え方ですね!若ければ若いほど強い味方。
自動積立投資ができる
Wealthnaviでは月1回~月5回まで自動で1万円から積立設定ができます。
私は毎月12日に1万円の自動積立設定にしています。
日々変動する相場において、投資初心者が最適な投資タイミングを判断するのは簡単なことではありません。
積立投資はタイミングや金額を考慮せずに、機械的に定額分を積み立てます。
積立投資のメリットは投資する金額が定額であるため、価格が安い時は多く購入でき、高い時は少なく購入できることです。
積立投資の有効性についてはWealthnaviが面白いデータを示してくれています。
2008年に発生したリーマンショックで米国の株価は大きく下落し、リーマンショック前の水準になるまでに3年を要しました。
その3年間に毎月500ドずつ積み立てたと仮定すると、投資した額は18,500ドルに対し評価額は22,851ドル。ダウはもとに戻っただけですが3年間で23.5%評価額が増えたというものです。
一度下落しても最終的に回復し、さらに成長曲線に戻るという前提に立てば、下落はむしろ「決まった投資額で多く買えるチャンス」であると言えます。
株価が下落し続ければどんどん評価損は膨らむリスクもあります
だからこその長期積立。長期投資と積立て投資はセットでひとつのメリットと言えますね
自動積立は「最適なポートフォリオ」の維持にも役立ちます。
入金した際に最適に振り分けられたポートフォリオも、日々変動する相場の中で配分が崩れてしまいます。
Wealthnaviは自動積立のタイミングで資産を増やしながら最適なポートフォリオに配分を近づけてくれます。
リバランスを自動でしてくれる
プロの投資家は『期間』や『最適な状態から数%変わったら』ポートフォリオを見直します。これを『リバランス』と言います。
投資初心者の私はそもそも『最適なポートフォリオが何か』の答えを導き出せませんし『最適なポートフォリオが崩れているのか』の判断もできません。
Wealthnaviが10年前の時点で最適なポートフォリオを組んで、それを10年間放置していた場合。
10年後では米国株の比率が上がり、当初の想定よりもリスクが高くなりすぎています。
理想は安い債権を購入し、高い株を売却してバランスを元に戻すことです。
Wealthnaviは継続的、定期的に顧客のポートフォリオをモニタリングし、リバランスを行ってくれます。
初回入金10万円&積立1万円から
WealthNaviは初回入金10万円から運用を開始することができます。
積立の設定は1万円から可能(積み立てなくても可)です。
株取引で単元株を購入しようと思うと、ボロ株(低位株)を除いてまとまった資金が必要となることが多いです。
初回10万円からロボアドバイザーのサービスを利用でき世界中に分散投資できるというのは、資金面のハードルは低いと言えると思います。
感情を排除できる
今回の新型コロナは私にとっても良い勉強になりました。
日々下落していく株価。損切りして手放すべきか、ナンピン(下落したとき買い増しして平均取得単価を下げること)すべきか…。
どうしても私個人の希望的観測や主観、感情などが判断に影響してきます。
Wealthnaviは一度入金、積立設定してしまうとそのルールに従って私よりもはるかに適切に機械的に淡々と買い付けてくれるので個人の感情を排除することができます。
分配金の自動再投資で資産雪だるま
Wealthnaviでは分配金が一定額以上になると、自動で再投資してくれます。
米国株(VTI)日欧株(VEA)新興国株(VWO)からは3か月毎、米国債券(AGG)からは毎月毎に分配金が支払われます。
その分配金をふたたび投資に回すことで運用資産が増え、さらに多くの分配金を得ることができます。
このリターンがさらなる大きなリターンを得ることが複利の効果です。
ニワトリ1匹を育てて卵を1個得るのが「単利」
ニワトリ1匹が生んだ卵をかえしてニワトリに育て、2匹分の卵を得る、さらに生んだ卵をかえして3匹分の卵を得る。これが「複利」のイメージ。
長期投資によって複利のメリットを十分に享受することを目指すのがWealthnavi。
Wealthnaviは分配金の再投資とリバランスも全て自動で行ってくれます。
確定申告不要どころか税金も最適化
Wealthnaviも証券口座同様、確定申告の要不要が選択できます。
- 特定口座(源泉徴収あり)の場合・・・不要
- 特定口座(源泉徴収なし)もしくは一般口座の場合・・・必要
投資初心者は特定口座(源泉徴収あり)で確定申告不要が楽で良いと思います。
ここまでは普通の証券会社と同じですが、ここからがWealthnaviの真骨頂。
譲渡益に対する税負担もDeTAX(デタックス)によって最適化してくれます。
DeTAX(デタックス)は、税負担を自動で最適化する機能です。
分配金の受け取りやETF(上場投資信託)の売却によって利益が実現すると、その利益に対して税負担が生じます。DeTAXは、税負担が4千円を超える場合を目安に、税負担の一部または全部を翌年以降に繰り延べます。繰り延べがなかった場合より運用できる金額が増えるため、投資効率の向上が期待できます。
具体的には、リターンがマイナスになっている銘柄をいったん売却して損を確定させます。すでに実現している「利益」と、売却によって実現した「損」を相殺することにより、その年の利益を圧縮もしくはゼロにし、税負担を翌年以降に繰り延べます。
また、リターンがマイナスになっている銘柄の売却と同時に、同じ銘柄を、同じ数量、同じ価格で買い戻します。これにより、ポートフォリオ(資産の組み合わせ)を維持したまま、税負担を自動で最適化することができます。
要は徴収される税金を自動で最小化してくれる機能です。
手間がかからない 時間の節約
ここまで述べてきたWealthnaviの特徴とメリットをまとめると
- 自分の投資に対するリスク許容度を正しく認識する
- リスク許容度に適したポートフォリオの最適化を行う
- 自動で分散投資を行う
- 自動でリバランスを行う
- 自動で積み立てを行う
- 自動で再投資を行う
- 自動で税負担を減らす
これを個人で行うとなると、相当の知識と努力と忍耐と手間が必要になります。
Wealthnaviは自動で全て行ってくれるので手間がかかりません。自分で投資に必要だった時間をそのまま投資以外の時間として利用することができます。
投資については自分より遥かに優秀なWealthnaviにお任せし、空いた時間は本業や自己投資などに有効利用し、さらに大きな収入を得てWealthnaviに再入金し資産を増やす。そんな循環になれば理想的です。
デメリット
ここまではWealthnaviの良いところばかりを述べました。
ここからはデメリットについてご説明します。
元本が保証されていない
Wealthnaviは投資です。投資には必ずリスクがあります。
ロボアドバイザーが可能な限りリスクを最小化してくれるとはいえ、リーマンショックや新型コロナ感染拡大のように世界経済が大きく停滞・混乱し投資対象のETFが大きく値下がりした場合、元本割れし損失を被る可能性があります。
可能性があります、というより本日時点で私がすでに評価損が出ています
現金で持っていれば増えることもなければ減ることもないですからね。
最近始めたひとは多くが損をしている?
新型コロナにより多くの米国株が大暴落しました。
冒頭に述べたようにINするタイミングを間違え、私も損失を出しています。
※サービス開始後2016年1月に100万円入金し以後毎月3万円ずつ2020年4月30日まで積み立てた場合のパフォーマンス
2016年1月から開始したのであれば、5段階あるどのリクス許容度でも15~18%程度の利益が出ています。
しかし2016年1月時点のダウは約16,000ドル、新型コロナで暴落した後の4月末ダウは23,500ドル前後で146%。46%ほど上昇しています。
2019年までに集中投資で株を購入し2019年中に売却したひとの方がWealthNaviよりも大きな利益を手にしていると思います
そしてWealthNaviを2019年に開始した方は現時点でマイナスになっているというひとの方が多いでしょう。
これはWealthNaviに限らず2019年に買いポジションを取った方の多くは損失を出したでしょう
WealthNaviは魔法の投資ツールではありません。10年~30年の長期投資でメリットをより大きく享受できる仕組みになっています。
短期の運用では損失を出してしまう可能性が高まります。
短期間で大きなリターンは望めない
WealthNaviは「長期」「分散」「積立」投資です。
リスクを極力抑え、抑えた中でリターンの最大化を図るサービスです。
10年~30年続けて大きなリターンを得る「将来に備える」投資法です。
逆に言うと短期間で大きく利益を出す投資法ではありません。
いつでも引き出せるとはいえ、運用中は資金も拘束されます。
短期間で大きな利益を出したい!という方は株取引やFX、仮想通貨でハイリスクハイリターンを求めた方が合理的です。
20代30代の人におすすめ
WealthNaviの特徴、メリットとデメリットをご説明させて頂きました。
WealthNaviはこんな方におススメのサービスだと思います。
投資初心者
これは私自身が投資初心者だからこそ強く言えるのですが…。
投資初心者は自分の『最適なポートフォリオ』というのが良く分かりません。
おそらく初心者が銘柄を選ぶとハイリスクハイリターンになってしまうと思います。これは私がそうだから。
株取引や投資信託を選ぶ際にBESTな銘柄を選ぶのは中々困難です。勉強し利益と損失を出しながら一歩一歩知識と経験を得て成長していくわけですが、一部のセンスある方を除き私のような凡人には相応の時間がかかります。
そして残念ながら損失を出す可能性の方が高いと思います。
投資初心者の方の投資のとっかかりとして『自分よりはるかに賢く成功パターンをプログラミングされているロボアドバイザー』に従って、WealthNaviで少額から資産運用を始めるのはとても合理的です。
20代30代と若い方
WealthNaviのメリット、強みは『長期・分散・積立』です。
このメリット全てを最大限享受できるのは20代、30代のお若い方です。
- 長期 20代、30代なら30~50年間の長期に渡り運用ができる
- 分散 分散の考え方には「時間的分散」も含まれる
- 積立 20代、30代なら長い期間に渡って積立ができる
例えば25歳に10万円入金、月1万円の積立設定で開始し定年の60歳(35年後には70歳になっていそうですが)までに10万+(1×420)=430万円の元本があれれ?1,500万円になっていたよ!といったケースが最も理想的。
その間で資金が必要になればいつでも出金すれば良し。
現在50歳の方が10年間運用しても悪くはありませんが、10年間の運用では20代、30代の方に比べてリターンが小さくなる可能性が高くなります。
投資に時間を割かれたくない方
WealthNaviは資産運用で必要なプロセスを全て自動で行ってくれます。
3の初回入金(これもスマホで簡単にできます)以外は全て自動。
これらを適切に行おうと思えば本当に多大な勉強と努力と知識が必要で、時間を多く割かれます。
また株やFX、仮想通貨などのハイリスクハイリターン投資はどうしても値動きを頻繁にチェックする必要が生じます。
何が言いたいかというと資産運用に時間を割かれ過ぎると本業や本当にやるべきことがおろそかになり得ます。
私も仮想通貨のハイレバ取引しているときはずっとチャートが気になって仕事が上の空でした…。
その時は仕事の成果も下がって収入も減りましたね。良いことな~んにもありませんでした。
資産運用に時間を割かれ本当にやるべきことがおろそかになるくらいなら、運用はWealthNaviに任せ自分は仕事に集中し成果を挙げ収入を増やし、その増えた分をまたWealthNaviに入金する。
WealthNaviをほったらかしにしてさらに仕事に集中し、気が付けば自分も成長し収入もあがり、そしてWealthNaviの運用額も上がる…。そんな使い方が理想的です。
まとめ
私のWealthNaviでの失敗した資産運用スタートの判断基準と現在の運用状況をまずご覧頂きました。
今がWealthNaviを始めるのに最適なタイミングかどうかは私には分かりません。
しかし少なくともダウが落ち切る前の3月2日に始めた私よりも、史上最高高値圏にあった2019年に始めた方よりも、現在の方が有利な状態でWealthNaviを始めることが出来るのは間違いありません。
結局のところ『資産運用はロボに任せ、ご自身は本業や自己投資に集中する』これが一番WealthNaviの賢い使い方で、問題は始めるタイミングだと思います。
WealthNavi(ウエルスナビ)は『長期』『分散』『積立』を全自動で行う預り資産、利用者NO1のロボアドバイザー
- 自分の投資に対するリスク許容度を正しく認識する
- リスク許容度に適したポートフォリオの最適化を行う
- 自動で分散投資を行う
- 自動でリバランスを行う
- 自動で積み立てを行う
- 自動で再投資を行う
- 自動で税負担を減らす
- 投資初心者
- 20代30代のお若い方
- 時間を割かれたくない方
- リスクをとってでも高いリターンを求める方
- 短期運用ですぐに結果を求める方
私は2019年5月に口座開設し初入金のタイミングを待ち続けました。
投資にご興味がある方は最適のタイミングでゆる~りとほったらかし長期投資をスタートすべく、まずはWealthNaviの口座開設をし『来るべき初入金のタイミング』に備えるのはいかがでしょうか。
ここまで読んで頂いてありがとうございました!!
投資信託の積み立ても暴落後が始めるチャンスです。
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